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イエメン内戦

要衝港の奪還作戦開始 飢餓深刻化も

 【カイロ篠田航一】イエメン内戦に軍事介入しているサウジアラビア主導のアラブ諸国連合軍は13日、親イランのイスラム教シーア派系反政府組織「フーシ」が支配する西部の港町ホデイダの奪還作戦を開始した。約800万人が飢餓状態にある「世界最悪の人道危機」(国連)が続く中、食糧・支援物資の搬入拠点でもあるホデイダで戦闘が激化した場合、危機がさらに深刻化する恐れもある。

     中東の衛星テレビ局アルアラビーヤなどによると、空爆のほか地上軍の進軍も始まった模様だ。サウジが支援するスンニ派のハディ暫定政権は「フーシをホデイダから平和的に撤退させる全ての手段は尽くした」と主張。交渉決裂はフーシに責任があるとして、軍事攻撃を正当化した。

     イエメンでは2014年以降、ハディ暫定政権とフーシの対立が激化。フーシが首都サヌアなど北部を掌握後、南部に逃れたハディ暫定政権を支援するためサウジなどが15年3月から軍事介入し、本格的な内戦に発展した。中東で覇権を争うサウジとイランの事実上の「代理戦争」の様相を呈している。

     内戦では民間人を含む1万人以上が死亡。病院や水道施設も破壊され、人口2800万人のうち800万人が飢餓状態にある。昨年はコレラも流行した。

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