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時代の風

北朝鮮との交渉 一歩深く、先まで考える=藻谷浩介・日本総合研究所主席研究員

藻谷浩介氏=手塚耕一郎撮影

 「もり・かけ」から日大へ、そして北朝鮮へと、世の関心は流動しているようだ。だがこういうときこそ物事を一歩深く、一歩先まで考えてみたい。過去の寄稿で取り上げたテーマのいくつかをおさらいしよう。

 まずは昨年5月28日掲載の、飲食店内の禁煙化問題。政府案のザル法化は無念だが、東京都では、飲食店の84%が禁煙化対象となる条例が可決されそうだ。残る16%の喫煙可能店と、客はどちらを選ぶか。思い出すのは2000年末、愛煙家の利用を当て込み喫煙席を復活させた北海道国際航空(現エア・ドゥ)が、客離れを招き3カ月で全席禁煙に戻したことだ。予言しておくが都内でも数年内に、よほどのヘビースモーカー以外は他人の煙を吸わされる店を避けるようになるだろう。逆に筆者のように、煙が苦手で居酒屋などを避けていた客層は、晴れて店に戻って来る。タクシー禁煙化の際も同じことが起きた。一歩先まで考えれば、都条例は飲食店全体の集客にはマイナスにならない。

 次いで今年2月11日掲載の、辺野古の海上滑走路の津波リスク。夏には海上への土砂投入が始まるというが…

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