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詩歌の森へ

感覚と意味の差異=酒井佐忠

 ここにいる<われ>と微妙な差異のある<われ>と。その「ずれの感覚」が短い俳句の言葉に現れる。<われ>だけではない。ある<物体>に対したときの一瞬の感覚と意味のずれが、これも言葉にしがたい一句の魅力を醸し出す。花谷清の句集『球殻(きゅうかく)』(ふらんす堂)を開いて、そのような不思議な言葉の感覚に魅せられた。

 <朝かと問われ夜と答える水中花>。「水中花」は夏の季語。紙や木を薄く切ったものに色をつけ、水中に入…

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