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コロンビア大統領選

右派が勝利 革命軍との和平変更へ

コロンビア大統領選で当選したイバン・ドュケ氏=ボゴタで2018年6月17日、AP
支持者の祝福に応えるイバン・ドゥケ氏=ボゴタで17日、ロイター

 【ワシントン山本太一】南米コロンビアで17日、大統領選の決選投票が実施され、左翼ゲリラ「コロンビア革命軍」(FARC)との和平合意の変更を訴えた右派のイバン・ドゥケ元上院議員(41)が、合意維持を主張した左派のグスタボ・ペトロ前ボゴタ市長(58)を破り、当選した。ドゥケ氏は、公約したFARC元メンバーの厳正な処罰を可能にするため合意見直しに取り組むとみられる。

 選管当局の発表(開票率99%時点)によると、得票率はドゥケ氏が54%で、ペトロ氏は42%。ドゥケ氏は8月7日に大統領に就任する。任期は4年。

 政府は2016年、FARCとの和平合意を発効。だが、合意の是非を問う国民投票では否決され、議会の承認で発効させた経緯がある。また、殺人や誘拐に関わった元メンバーの事実上の恩赦や政治参加に対する合意内容への批判も根強い。

 和平合意に対する国民の不信感を背景に支持を広げたドゥケ氏は17日の勝利演説で「自分に投票しなかった人も含め全ての人の大統領になる」と述べ、合意賛成派への一定の歩み寄りも示唆した。

 一方、経済危機が深刻化する反米左派政権の隣国ベネズエラから大量の難民が流入し、コロンビア国内に混乱が広がっていることも、左派のペトロ氏にとっては逆風になった。

 大統領選は和平合意への貢献からノーベル平和賞を受賞したサントス大統領の任期満了に伴うもの。今年5月の第1回投票では1位のドゥケ氏、2位のペトロ氏とも過半数に届かず、決選投票にもつれ込んだ。

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