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ヤクルト

初の交流戦最高勝率 石山16戦連続無失点(スポニチ)

交流戦 ヤクルト5-1ヤクルト(2018年6月17日 札幌D)

 ヤクルトが17日の日本ハム戦で5-1で勝利し、球団初の交流戦最高勝率を決めた。9回を締めた抑えの石山泰稚投手(29)は交流戦を10試合連続無失点の防御率0.00でパ・リーグ球団撃破の原動力となった。前年交流戦最下位からの最高勝率は初の快挙。この日はパの9年連続勝ち越しが決まったが、セ・リーグでは今季の交流戦唯一の勝ち越し球団となった。

     マウンドでの勝利のハイタッチ。駆け寄る仲間を石山は笑顔で迎えた。5-1の9回。2死一、二塁から143キロ内角直球で近藤を左飛に仕留めた。セーブのつかない場面でも最高勝率を決める節目の試合を締めた。

     「優勝(最高勝率)が懸かっていましたけど、変わらない気持ちで投げました。チームが勝って良かった」

     交流戦では10試合連続無失点の防御率0.00。5月8日からの連続無失点は16に伸びた。今季から投手キャプテンに指名された。「僕はまだそんな立場じゃない。結果を出さないと、ついてきてくれるものもついてこないですから」と悲壮な決意で話していた昨オフのひ弱な姿はない。開幕から守護神を務めたカラシティーの不振から託された代役の守護神の座は、今や不動のものとなった。

     オフにはチェンジアップ習得にも挑戦したが、春季キャンプから武器であるフォークボールを磨くことに腐心した。自らの状態、そして相手打者に応じて2タイプの握りを駆使するようになった。石井投手コーチからソフトバンク岩崎のフォークの動画を送ってもらい、参考にした。「(昨年は)ビハインドの時はいい投球をするけど(接戦では)力みが出た。今はどっしりしている」と石井コーチ。宝刀の安定感が精神的な成長にもつながっている。

     14試合連続無失点(交流戦は8試合)の近藤、左腕・中尾とともに「勝利の方程式」が生まれた。救援陣の安定は接戦の強さにつながる。交流戦で挙げた12勝のうち、8試合が3点差以内だった。

     昨季交流戦最下位からの“下克上V”は史上初だ。小川監督も「パ・リーグの打者相手に攻めた結果。パ・リーグ相手に勝ち越せたのはペナントレースを戦う上で力になる」と手応えを口にした。リーグ最下位で交流戦を迎えたチーム順位は2位タイ。前年最下位からリーグ制覇を遂げた15年のような勢いと一体感が生まれている。 (細川 真里)

     ○…全体の最高勝率を決めたヤクルトには賞金500万円が贈られる。しかし、この日は通算勝利数でパ・リーグの勝ち越しが決定。規定では、勝ち越したリーグの中で勝率1位から順に1000万円、500万円、400万円、300万円、200万円、100万円が贈られるため、パの勝率1位はヤクルトよりも賞金額は大きい。さらに、MVP(200万円)も勝ち越したリーグの勝率1位球団から選ぶ。日本生命賞(100万円)は両リーグから1人ずつ選出される。(スポニチ)

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