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雨のち晴れ

「興銀格付け死守」突然の特命 産業革新機構社長・勝又幹英さん

1999年、本日本興業銀行時代の勝又社長。格付け機関への対応に神経を擦り減らした=本人提供

度胸で危機切り抜け

 「明日から格付け機関対応をやってくれ」。1998年のある日、当時勤めていた日本興業銀行(現みずほ銀行)の上司から突然そう命じられました。金融危機の真っただ中。日本長期信用銀行、日本債券信用銀行が相次いで経営破綻し「次は興銀」とささやかれていたころ。預金でなく債券の発行で集めたお金を元手に融資する興銀は、格付けが下がれば債券を発行できず、資金繰りに行き詰まって倒産です。「投資適格」の格付け死守が与えられた使命でした。

 格付け機関が最も注目する国内融資状況の説明を私が担うことに。運悪く「破綻した長銀、日債銀の貸出先情…

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