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経済観測

世界的超金融緩和のきしみ=リコー経済社会研究所常任参与・稲葉延雄

 混沌(こんとん)とした国際政治情勢にもかかわらず、世界経済は安定的に拡大している。しかし国際金融の方は、これまでの世界的な超緩和策の結果、さまざまなきしみが観察される。

 今月10日、スイスでは民間銀行による信用創造(マネーの供給)禁止の是非を問う国民投票が行われた。前回のリーマン・ショックのように最近は景気が良くなると決まって金融危機が起こるが、その原因は民間銀行の行き過ぎた信用拡張にあるのではないか、という疑念に基づく。4分の3の反対で否決されたが、何度も繰り返されるバブルの生成・崩壊に対する世間の不満は根強いものがある。

 また、米国の金融政策の正常化に伴って、これまで新興国に流入していた資金の流れが反転し、アルゼンチン…

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