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サッカー日本代表

大迫ハンパないVヘッドでコロンビア撃破!“サランスクの奇跡”(スポニチ)

後半、ゴールを決め喜ぶ大迫=スポニチ提供

W杯1次リーグH組 日本2-1コロンビア(2018年6月19日 サランスク)

 日本代表が“サランスクの奇跡”を起こした。1次リーグ初戦でFIFAランク16位の格上、コロンビアと対戦した同61位の日本は、1-1の後半28分にFW大迫勇也(28)がMF本田圭佑(32)のCKに頭で合わせ、決勝ゴール。前半3分に相手選手が退場した数的優位を生かした。W杯で南米勢から初勝利を挙げるとともに前回大会で1-4と惨敗した相手にリベンジ。2大会ぶりの白星で、1次リーグ突破も見えてきた。

     やっぱり大迫、半端ないって!頼れるエースが決めた。1-1で迎えた後半28分だ。本田からのCKに天高く跳んだ。打点の高いヘッドはゴール右を襲い、ポストに当たり吸い込まれる。スタンドで歓喜するブルー。静まり返るイエロー。前回大会で1-4で叩きのめされた相手に雪辱した。寡黙なエースも興奮で声が上ずった。

     「W杯でのゴールは子供の頃からの夢だったので最高。素直にうれしいです。圭佑(本田)くんが練習からいいボールを蹴ってくれていて、得点が多かった。感謝しかない。みんなの力です」。ゴール後は真っ先にベンチに行き、感謝を込めて仲間に抱きついた。

     前半3分、相手DFの一発退場を誘ったのも大迫のシュートが起点だった。「決めたかったけど、結果オーライ。キャンプに入る前からみんなでずっと立ち上がりが一番大事でW杯を左右すると話していた。理想の形で入った」と振り返る。貢献は攻撃だけにとどまらない。後半33分、ハメス・ロドリゲスのシュートに体を投げ出した。攻守に体を張った。

     誰もが知る超高校級に成長する前の、名もなき中学生だった鹿児島育英館中時代。ピッチはボールが真っすぐ転がらない砂場のような土地だった。下半身は不自由な練習場で鍛えられた。山平義幸監督と服が裂けるほど1対1に励んだ。まさに練習の虫。この日も強じんな下半身は深い芝に負けなかった。W杯の舞台で花が開いた。

     後半37分、相手選手と競り合った際、左足がつったようなしぐさを見せた。それでも体を動かした。「前回大会には悔しさ、ふがいなさしかない」。無得点に終わったブラジルの雪辱に燃えていた。この4年間、ドイツ1部で108戦に出場。本場でもまれ、来季は名門ブレーメンへ移籍する。後半40分にはお役御免となるも、堂々のマン・オブ・ザ・マッチに輝いた。

     日本代表がW杯で南米勢を撃破するのは初。過去、初戦で勝ち点を獲得した02年、10年とも1次リーグを突破しており、データも躍進を後押しする。それでも「まだ2試合ある。最低でもグループ突破には導きたい」と慢心はない。大迫はまだまだ“半端ない”ゴールを狙い続ける。(スポニチ)

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