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現地の子どもたちと交流 被災地でボランティア活動・松野健一さん(19)

松野健一さん

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    松野健一(まつの・けんいち)さん

     おおさかすい出身で、わたしが生まれる3年前に起きたはんしんだいしんさい(1995年)のことを両親や学校の先生から聞かされて育ちました。その経験から、防災に興味を持ち、明治大農学部に入学後、東日本大震災の被災地でボランティア活動をしている大学公認サークル「しんちーむ」に入会しました。

     大学は2012年、福島県新地町と震災復興に関する協定を結び、15年度まで学生が現地でボランティア活動をする各学部共通の講座を開いていました。講座終しゅうりょう、学生有志が活動を続けたのがサークルの始まりです。現在は約30人が参加しており、私は昨年12月から幹事長を務めています。

     大学は、今も現地でのボランティア学生をしゅうけんしており、昨年度はサークル独自の活動と合わせて、計4回新地町に行きました。現地では小学校で「がおを増やそう」「緑を増やそう」などというテーマに沿って特別授業を行い、子どもたちと交流しています。また、夜には地元の漁師さんたちと食事をして交流しています。

     交流の際、地元の人が被災状じょうきょうなどを話してくれます。勉強になりますが、こちらから聞くことはありません。だんは元気に見える人もなみで家族を失っている場合があります。特に子どもたちは何気ない一言で深く傷ついてしまうこともあるからです。何回か交流して、顔と名前を覚えてもらい、「またてくれたの」と言ってもらえることが何よりうれしいです。

     8月にはまた現地を訪れる予定になっており、我々が大学で学んでいることを中学生に説明するかくを考えています。町には大学生がほとんどおらず、大学でどんなことを学んでいるのかイメージを持ちにくいと考えたからです。将来のせんたくを広げ、いずれは地元でかつやくしてほしい。私自身、今後も新地町にかかわり続け、少しでも町の活性化に役立ちたいと思っています。【聞き手・和田浩幸】=次回は7月19日に掲載

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