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クローズアップ2018

違法塀「人災」濃厚 認識に甘さ、命守れず

建築基準法に基づくブロック塀の主な想定(上)倒れた寿栄小のブロック塀

 大阪府北部を中心に震度6弱を観測した地震でブロック塀が倒壊し、登校中の女児が犠牲になった事故は、塀が違法状態だったことが何度も見過ごされてきた経緯が明らかになり、人災の側面が強まっている。ブロック塀の倒壊は過去の地震でも繰り返し問題になっており、国や自治体は緊急対応に乗り出した。

 「認識が甘かった」。大阪府高槻市教委の樽井弘三(ひろみ)教育長は22日の記者会見で、深々と頭を下げて謝罪した。同市立寿栄(じゅえい)小のブロック塀が倒れて女児が犠牲になった事故では、塀の危険性に気付くチャンスが過去5年に3度もありながら見過ごし、組織の中でも必要な情報が共有されていなかったなど、問題が次々と浮き彫りになった。

 この日午前の会見には防災服姿の市教委幹部3人が出席し、樽井教育長は外部からの危険性の指摘が生かされ…

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