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柔道

全日本学生優勝大会 東海大V3 男子7人制

【東海大-筑波大】代表戦で筑波大の佐々木健(右)に払い腰で一本勝ちし、喜ぶ東海大の太田=竹内紀臣撮影

 柔道団体戦で大学日本一を争う全日本学生優勝大会(全日本学生柔道連盟、毎日新聞社主催)最終日は24日、東京・日本武道館で第67回男子大会(体重無差別、7人制)の2回戦以降を行い、東海大が3年連続23回目の優勝を果たした。決勝で筑波大と1-1となり、代表戦で競り勝った。天理大と国士舘大が3位だった。

    太田、会心の投げ

     力強く右拳を突き上げ、歓声に応えた。決勝の代表戦で東海大の太田は、豪快に投げ技を決めて一本勝ち。チームを3連覇に導き、「プレッシャーに打ち勝てた」と破顔した。

     筑波大との決勝は、自らの一本勝ちで先行しながら、最後の大将戦で追いつかれた。会場がどよめく中、太田は「動揺せず、自分の準備だけを考えた」と言う。迎えた相手主将との代表戦。周囲の激励の言葉が頭に入らないほど、集中力は高まっていた。開始から1分37秒。両手で相手をつかまえると、「あとは根こそぎ持っていくだけ」と左足を払い上げ、畳にたたきつけた。

     上水研一朗監督がチームの柱として期待する存在だ。5月に右足の靱帯(じんたい)を痛めて、復帰に約3週間を要した。練習も十分には積めなかったが、上水監督は「エースはケガを言い訳にしない」と、代表戦にもつれればその一戦を託すことを、大会前から太田に伝えていた。

     昨年の世界選手権100キロ級王者のウルフ・アロン(了徳寺学園職)らが抜けた今年は、主将の香川もケガに苦しみ、上水監督も「負けを覚悟した」と明かす。それでも「壁を越えたかった」と太田。名門を引っ張る覚悟が、会心の勝利につながった。【角田直哉】

    筑波大、光る技のキレ

     ○…筑波大が2016年リオデジャネイロ五輪81キロ級銅メダルの永瀬貴規(旭化成)を擁して初優勝した15年以来、4回目の決勝進出を果たした。立役者は今夏のジャカルタ・アジア大会81キロ級代表で主将の佐々木健だ。東海大との決勝では1勝リードされて迎えた大将戦で「強引にでも思い切っていく」と、100キロ級の村田から裏投げで一本を奪って追いついた。直後の代表戦で連戦に挑んだが惜敗した。部員数で100人を超える常勝集団の東海大に、40人の小所帯で対抗。体格で劣っても、技のキレで勝負する「筑波らしさ」は存分に示した。小野卓志監督は「真っ向勝負した勇気をたたえたい」とねぎらった。


     【男子】

     ▽準々決勝

     東海大5-0山梨学院大、天理大1-1(内容勝ち)日体大、国士舘大2-1明大、筑波大5-2中大

     ▽準決勝

     東海大3-0天理大、筑波大3-3(内容勝ち)国士舘大

     ▽決勝

     東海大1-1筑波大

     立川(2) 引き分け  佐々木卓(2)

     松村(2) 引き分け  石川(3)

     奥野(2) 引き分け  関根(2)

    ○太田(2) 大外刈り  上野(2)

           3分37秒

     後藤(2) 引き分け  田嶋(3)

     香川(3) 引き分け  鳥羽(2)

     村田(2) 裏投げ   佐々木健(2)○

           1分36秒

           (代表戦)

    ○太田(2) 払い腰   佐々木健(2)

           1分37秒

     (カッコ内数字は段位)

    優秀選手

     太田彪雅(東海大)、村田大祐(同)、佐々木健志(筑波大)、関根聖隆(同)、白川剛章(天理大)、飯田健太郎(国士舘大)、長谷川優(山梨学院大)、藤原崇太郎(日体大)、田中源大(明大)、岩崎恒紀(中大)

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