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景気ウオッチ・九州山口

東京の投資家、福岡評価 日本不動産研究所九州支社長・山崎健二氏

 日本不動産研究所の今年4月の不動産投資家調査では、福岡市のオフィスビルの期待利回りが5・2%となり、前回(昨年10月)より0・2ポイント下がった。期待利回りは、投資家が不動産投資を行う際に期待する利回り(収益率)のことで、数値が低いほど投資に積極姿勢であることを示す。今回の結果から福岡の不動産を買いたい投資家が増えていることが分かる。

     景気が上向く中、福岡市では大型オフィスビルの開業がほとんどない。空室率は2%台と低く、テナントの企業が移転しようにも空室が見つからない状況だ。オフィス賃料も上昇しており、高い価格で不動産を買っても将来利益が見込めると考える投資家がまだまだいる。頭打ち感もあるが、金融市場の利回りが低く、不動産市場に金が流れる状況はしばらく続きそうだ。

     都心型高級専門店の期待利回りは、福岡が5・0%で、前回から0・3ポイントも下がった。下落幅は名古屋(0・2)、札幌(0・2)、大阪(0・1)を抑えて主要都市ではトップ。百貨店は札幌、大阪、福岡で売上高が伸びているが、今回の調査結果は特に福岡への投資意欲が高まっていることを示している。

     福岡市は人口が増加しており、訪日外国人客数も好調に推移している。(天神地区の)旧大名小学校跡地を再開発する業者が決まるなど、(今後の都市発展で)プラスの要素が多い。地元の我々が感じている以上に、東京の投資家は福岡を評価しているようだ。【聞き手・久野洋】

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