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発言

「袴田事件」不公正な再審棄却=小川秀世・袴田事件弁護団事務局長

小川秀世・袴田事件弁護団事務局長

 東京高等裁判所は6月11日、いわゆる袴田事件第2次再審請求事件について、検察官の即時抗告を入れ、静岡地裁の再審開始決定を取り消す決定をした。

 2014年3月27日、静岡地方裁判所は、犯行着衣とされた「5点の衣類」の血痕についての本田克也筑波大教授のDNA鑑定及び弁護側実施による血痕を付着させた衣類のみそ漬け実験の報告書等を、新規明白な証拠であり、衣類は警察による捏造(ねつぞう)証拠の可能性があるとして再審開始を決定した。死刑及び拘置の執行も停止して、袴田巌さんを47年7カ月ぶりに東京拘置所から釈放した。

 これに対して東京高裁は、本田鑑定の信用性も、みそ漬け実験の意義も否定したのである。

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