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定型の窓から

「諷詠」三代の祇園祭=片山由美子

東山回して鉾を回しけり 後藤比奈夫

ころはよし祇園囃子に誘はれて 後藤立夫

 いよいよ夏本番。7月は祭(まつり)の季節である。春祭はその年の豊作や豊漁を祈願し、秋祭は収穫に感謝することから始まっているのに対し、夏祭は疫病や悪霊を退散させることが起源になっているものが多い。それだけ、昔は夏に疫病が流行し、人々を不安にさせたであろうことが想像できる。

 7月の祭といえば博多祇園山笠などもよく知られているが、一か月にわたって祭一色となる京都の祇園祭は、…

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