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演歌・歌謡ラボ

福田こうへい/川上大輔=専門編集委員・川崎浩

福田こうへい 自分でペースを作る

 歌にとって、最も重要な個性は「声の音色」である。音程やリズム感や発声法など「うまい・へた」にかかわる要素はいくつもあるが、「音色」は決定的に個性を左右する。1音発せられただけで誰であるか分かることは、歌手にとっても歌そのものにとっても非常に意味のあることなのだ。

 福田こうへいは、遠くのテレビから聞こえても、即、福田と分かる声を持っている。そもそもの声質と民謡で鍛え上げた修練による声音である。新曲「天竜流し」(キング)は、天竜川下りを背景にした家族を思う男の歌で、初のご当地ソング。「民謡の作業歌のつもりで臨んでいる…

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