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ロシアW杯

カバニ欠場 スアレス不本意な幕切れ

厳しいマークを受けたウルグアイのスアレス=AP

 ○フランス2-0ウルグアイ●

     片方の車輪を失えば車は傾き、勢いを失う。ウルグアイが誇るカバニ、スアレスのツートップも、カバニが左足のけがで欠場したことで、威力を発揮できずに終わった。

     カバニの代役をストゥアニが務めたが、マークが徹底されたスアレスはシュートなし。連続攻撃を仕掛けた前半36分はナンデスのスルーパスに抜け出したスアレスがクロスを送ったものの、フランスの守備陣にはねかえされた。前半44分にはFKにカセレスが頭で合わせながら、フランスのGKロリスに右手ではじきだされた。スアレスは「ベストは尽くした。チームの献身的な姿勢は見せられた」と力なく言った。

     激戦の代償だった。ポルトガルとの決勝トーナメント1回戦は、カバニのサイドチェンジを受けたスアレスがクロスを上げ、カバニが自ら頭で押し込む芸術的なゴールで先制した。カバニはミドルシュートで追加点も挙げたが、試合中に左足を痛めピッチを去った。

     カバニは5日に練習に復帰。フランス戦前日の記者会見でタバレス監督は「ベンチに入る選手と入らない選手は24時間後にわかる」とけむに巻いたものの、試合には間に合わなかった。

     スアレスにとっても名誉挽回の大会が終わった。前回2014年大会は1次リーグのイタリア戦でキエリーニにかみつく騒動を起こして出場停止処分を受け、チームは16強にとどまった。「我々の高いクオリティーは示すことができたと思う」とスアレス。不本意な幕切れに、淡々と語った。【大谷津統一】

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