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ロシアW杯

ネイマール劇場終幕「サッカー人生で最も悲しい」(スポニチ)

W杯決勝トーナメント準々決勝 ブラジル1-2ベルギー(2018年7月6日 カザン)

 自身2度目のW杯が終わった瞬間、ネイマールは思わずしゃがみ込んだ。立ち上がり、周囲を見渡して現実を受け止めると、敵味方とあいさつ。ユニホームの端をかんだままロッカーへ消えた。優勝候補ブラジルは8強敗退。メッシ、C・ロナウドに続き、またスター選手が悲願を果たせずにW杯を去った。

     「劇団ネイマール」の悪評がたたった。軽い接触でも大げさに痛がり、ピッチで転げ回る背番号10には世界中から批判が殺到。この日はファウルを受けても我慢する姿が目立ったが、後半7分にペナルティーエリア内でPKを誘うような“ダイブ”を披露した。反則とは認められず、直後にFWガブリエルジェズスがゴール脇で倒されても主審はノーファウルの判定。決勝トーナメント1回戦後は「批判など気にしない。チームのためにプレーしている」と強がったが、振る舞いがチーム全体の悪印象につながり、イタリアの専門メディア・カルチョメルカートは「26歳の子供の行為」と断罪した。

     4年前は相手のラフプレーで腰椎を骨折して途中離脱。1-7で惨敗した準決勝「ミネイランの惨劇」には自宅で涙した。ブラジルの復権を誓い、16年リオデジャネイロ五輪にOA枠で参加して初の金メダル獲得に貢献。今年2月に右第5中足骨を骨折したものの、大会には間に合わせた。2得点を挙げ、この日も厳しいマークをかいくぐってシュート3本を放ったが、ノーゴール。王国を救えなかったエースは、インスタグラムで「サッカー人生で最も悲しかった。もう一回プレーする気力を振り絞るのも難しいぐらいだ」と心境を明かした。(スポニチ)

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