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ウィンブルドン

錦織圧勝16強「芝人生でトップのプレー」 キリオスも脱帽(スポニチ)

テニス ウィンブルドン選手権第6日(2018年7月7日 英ロンドン・オールイングランド・クラブ)

 男子シングルス3回戦で世界ランキング28位の錦織圭(28=日清食品)は同18位のニック・キリオス(23=オーストラリア)をストレートで破った。リターンがさえ、サーブも安定。「芝人生ではトップのプレー」と自画自賛の内容で2年ぶりの16強入りを決めた。9日の4回戦は元世界10位、現在138位のエルネスツ・ガルビス(29=ラトビア)と対戦。日本男子では95年松岡修造以来の8強入りに挑む。なお大会休養日の8日は、練習コートで約1時間調整した。

     ウオームアップの途中でキリオスは突然、グリップテープを巻き直しにベンチに戻った。ゴミはそのへんにポイ捨て。慌ててやろうとするが時間が過ぎても準備が終わらない。どこかの国に心を整える大事さを説いたサッカー選手がいたが、用意周到に待っていた錦織との差は、そんなところにも表れていた。

     「読みが当たったとしか言えないが、リターンが鍵になると思ってチームも、自分でもかなり対策を練っていた」。相手の最大の武器であるサーブを封じるため、最大限の準備をしてきたという。第2サーブでは「不本意だけど」とリターン位置を後ろに下げる対応もした。

     第1セットのリターン返球率は71%。最初のサービスゲームをブレークされたキリオスは「少しパニックになった」とうろたえ、このセットは一気に集中力を失った。ネットを越えないような相手の返球に対しても毎度律義につめる錦織。キリオスは「どうしてか足が動かなかった」と一歩動けばいい状況でも、その場に立ち尽くして不用意なミスを重ねた。そこにも準備段階の差があった。

     午後7時半の試合開始で長く待たされる中、錦織は昼寝をし、食事もアップも複数回行った。「大変だけどなるべく長くアップするようにした」。日没順延も覚悟していただけに先手を意識し、序盤からフルスロットルで入れるように整えていた。

     それら全てが報われてのストレート勝ちで、日没寸前の午後9時すぎに試合は終わった。おかげで休養も十分に取れる。3回戦とは思えない大きなバンザイを見せた錦織は「あのサーブを攻略できた。試合内容も芝人生の中でもトップのプレーができた」とその理由を語った。節目の10度目の出場となるウィンブルドン、芝コートの通算57戦目でそんな試合ができた。3度目の16強入りを果たし、今の錦織にはさらなる進撃の準備も整っているように見える。

     《キリオス「深く返してきた」脱帽》“悪童”キリオスは錦織のリターンに脱帽した。相手にリターンされなかったサーブの確率は1回戦の54%、2回戦の56%に対し、この日は43%に抑え込まれた。「たいていのヤツは俺のサーブを返すことも、かすることもできない。それをケイは深く返してきた」。第2セットのタイブレークではミスからセットポイントを与え、観客席にボールを打ち込んで警告も受けた。らしさ全開だったが「ケイとの試合はいつも大変なんだ」と錦織を称えた。(スポニチ)

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