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あした元気になあれ

星野君の二塁打=小国綾子

 小学6年の「道徳」の教科書に載っている教材「星野君の二塁打」が議論を呼んでいる。野球チームで監督から犠打を命じられた星野君、それに背いて二塁打を放つ。その結果、チームは勝利するが、星野君は監督から「チームの約束を破り、輪を乱した」ことを理由に、次の大会で出場禁止を言い渡されてしまう、という話。

 でも、星野君のしたことは本当に悪いこと? ふと、約10年前に米国で体験した少年野球を思い出した。現地のチームで野球をしていた息子が、毎打席のようにバントサインを出されたことがある。「自分の打撃がダメだから」と落ち込む息子を見かねて、家族で監督に理由を聞きに行った。ところが、監督は「えーっ! 君はバントが好きだと勘違いしてたよ。だって、バントサインに『ノー!』と言わなかったじゃないか」。

 日本では監督の指示に黙々と従うのが美徳なんです、と説明したら、監督は息子にこう諭したのだった。「こ…

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