メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

読書日記

著者のことば 広野真嗣さん かくれキリシタンの今

 ■消された信仰 広野真嗣(ひろの・しんじ)さん 小学館・1620円

 副題は「『最後のかくれキリシタン』--長崎・生月島(いきつきしま)の人々」。世界遺産となる「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」のドキュメンタリーかとも思うが、さにあらず。その遺産から黙殺された信仰に光を当てた作品だ。

 島に関心を持ったきっかけは、「かくれキリシタンの聖画」という小学館の画集を見たことだ。1960年代の島で撮影されたもので、キリスト教信仰とは思えないものもあった。例えば、「洗礼者ヨハネ」がちょんまげをつけている。「この信仰をみてみたい」と、取材を始めた。子どものころプロテスタントの洗礼を受けたものの「ペーパークリスチャン」と自認しているが、キリスト教に関する知識は役立ったはずだ。

 かくれキリシタンに関する研究書を、60冊ほど集めた。分厚い先行研究がある中で、「1冊の本にまとめる…

おすすめ記事

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 定員割れ神戸・楠高 重度脳性まひ男性が2年連続不合格
  2. 中2男子、校内で同級生の頭を刺す 容体不明 殺人未遂で逮捕 愛媛
  3. 原料に金属か、ロッテとブルボン菓子回収 宇部興産設備で破損、影響拡大
  4. 双子のパイロット訓練生、被災の熊本から羽ばたく 全日空と日航に入社へ
  5. 「麻生氏に八木山峠は越えさせない」 福岡知事選、気勢上げる自民造反組

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです