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記者の目

名古屋城エレベーター不設置方針 バリアフリーも腰据えて=三上剛輝(中部報道センター)

入場禁止直前、観光客が詰めかけた名古屋城の現天守閣。外付けのエレベーターと非常階段が目立つ=名古屋市中区で5月4日、三浦研吾撮影

三上剛輝(こうき)

 「天下の名城」とうたわれた名古屋城(名古屋市中区)天守閣の木造復元で、バリアフリー対策の議論が白熱している。市は構造が忠実に復元できないためエレベーターを設けず、ロボットなど新技術でバリアフリーを図る方針。これに対し障害者団体などは「現実味がない」と反発し、エレベーター設置を求めている。この問題は名古屋城にとどまらず、各地で試行錯誤が続く文化財のバリアフリーのあり方を探る試金石と考える。2022年末完成の工期にとらわれず、多くの人が納得する着地点を見つけてほしい。

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