死者125人、不明89人 迫る「発生後72時間」
西日本を中心とした豪雨被害は各地で拡大し、毎日新聞のまとめでは、10日午前0時現在、13府県で125人が死亡、89人の安否が不明となっている。豪雨災害で死者が100人を超えるのは、1983年7月の山陰豪雨(死者112人)以来で、平成では最悪の被害となった。被災地は9日夜以降、生存率が急激に低下するとされる「発生から72時間」を迎える。梅雨が明けて各被災地で真夏日を記録する中、自衛隊や警察などが懸命の救助、捜索活動を続けているが、がれきや土砂などに阻まれ難航している。【益川量平、小山美砂、木島諒子】
死者数の内訳は、広島46人▽岡山36人▽愛媛25人▽京都4人▽山口、福岡各3人▽兵庫、鹿児島各2人…
この記事は有料記事です。
残り652文字(全文954文字)