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刊行

毎日新聞選者2人の短歌・俳句日記

「自由切符」と「光の庭」
西村和子さん=井上卓弥撮影
伊藤一彦さん=井上卓弥撮影

 毎日歌壇選者の伊藤一彦さん(74)と毎日俳壇選者の西村和子さん(70)が昨年一年間、毎日1作ずつ、出版社「ふらんす堂」のホームページに連載した短歌と俳句各365作品を、それぞれ単行本にまとめた『短歌日記2017 光の庭』と『俳句日記2017 自由切符』が、ほぼ同時に刊行された。

     いずれも日々の出来事をつづった短い文章を作品に添える日記形式。随想や読書、創作仲間との交遊の様子が味わい深い。また、昨年4月に行われた雑誌『角川 短歌』の対談をはじめ、互いの日記から交流の跡がうかがえるのも同時連載ならでは。

    天よりの光を容(い)れてみじろがず新(さら)なる白の山芍薬(しゃくやく)の花 4月15日

    光増しつつ白木蓮(はくれん)の花仕度 3月8日

     それぞれの帯に掲載された作品は、ともに「光」にかかわる。伊藤さんは「私の住む宮崎県自体が光の庭である」(あとがき)と述べている。

     西村さんは「この一年ほど季節の移りゆきをこまやかに感じたことはなかった。日々異なる季語を詠むことで、これほど日常を襞(ひだ)深く過(すご)したこともなかった」(同)と感慨を込めて振り返っている。【井上卓弥】

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