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刊行

シンガポール、戦争の跡に光 安島太佳由さん作品集

 第二次世界大戦の痕跡を国内外で取材し続けている写真家・安島太佳由(たかよし)さんの作品集『昭南島・シンガポール』が刊行された。世界的な観光地として知られる現地で、忘れられそうな戦争の跡に光を当てている。

     開戦時、シンガポールはイギリスが東洋の拠点として統治していたが、日本軍は激戦の末占領した。英司令官パーシバル中将に、日本軍の山下奉文中将が降伏を迫った場面がよく知られている。「昭南島」は日本がつけた名だ。

     安島さんは、世界4大要塞(ようさい)の一つとされた強固な要塞跡などを取材。砲台やトーチカ跡、英軍の捕虜が収容された刑務所なども撮影した。日本軍が行った華僑虐殺の関係地も訪ねている。

     1959年生まれの安島さんは23歳の時、シンガポールを訪れ7カ月間、チャイナタウンに通った。人間くさく、エネルギッシュな街に衝撃を受けたという。今回、久しぶりに再訪した同地域は色鮮やかに生まれ変わっていた。路地裏にわずかに残る昔の様子を探しつつ、新たな活気も撮影されている。

     A4判約50ページ、カラー・モノクロ。2000円。問い合わせは安島さん(090・1030・6827)。活動を続けるための支援も呼び掛けている。【栗原俊雄】

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