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目は語る

7月 古代ギリシャからミケランジェロへ 継承された「理想の身体」=高階秀爾

 人間の身体に「理想の美」を見いだしたのは、古代ギリシャ人たちであった。それ以前、メソポタミアやエジプトの人たちもさまざまの人体表現を残したが、それは神々や偉大な支配者の姿を示すためであった。縄文時代や旧石器時代の「ヴィーナス」と呼ばれる女性像は、生命の豊穣(ほうじょう)を祈念するものである。だが古代ギリシャ人たちは神々や英雄、あるいはオリンピック競技の優勝者たちの姿に「美」という新しい価値を付与した。

 紀元前5世紀の彫刻家ポリュクレイトスは、この「美」を成立させるものは身体各部位の比例と均衡の関係に…

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