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ウィンブルドン

錦織、日本男子初4大会オール8強!“天敵”ジョコの壁破れ(スポニチ)

テニス・ウィンブルドン選手権 男子4回戦(2018年7月9日 英ロンドン・オールドイングランド・クラブ)

 世界ランキング28位の錦織圭(28=日清食品)が日本男子初の4大大会8強コンプリートを達成した。9日の男子シングルス4回戦で、世界138位のエルネスツ・ガルビス(29=ラトビア)に逆転勝ち。11日(日本時間同日午後9時)の準々決勝では元世界1位で現在21位のノバク・ジョコビッチ(31=セルビア)とセンターコートで対戦する。日本男子では1933年の佐藤次郎以来85年ぶりの4強入りを目指し、現在12連敗中の“天敵”に挑む。錦織は10日は約30分の軽めの調整を行った。

    これまで超えられなかった壁を乗り越え、錦織の表情はむしろ引き締まっていた。「まだまだ優勝するためにはここからタフな戦いが続く。安心もしていられない」。95年の松岡修造以来、日本男子で23年ぶり4人目となった8強は「1つのゴール」。しかし、最後のゴールではない。「優勝」と口にしたことが錦織の決意の大きさを示していた。

     ガルビス戦はトスで敗れ、サービスゲームからのスタートとなった。しかし、この芝シーズンはトスに勝った場合もサーブを選択している。これまでは得意のリターンから始めるのが定石。それを「不意に思いついた。サーブからやってもいけるんじゃないかと」と自分で覆した。

     「強気な気持ちが芝では必要。芝以外ではたぶんやらない」。サーブ側の優位性が高い芝において、常に先手を取っていくことでリターンでも心理的に優位に立てる。そんな「強気」の姿勢が苦手意識のあった芝での活躍を下支えしてきた。

     序盤は強烈サーブに手も足も出なかったガルビス戦も、少しの強気が活路を切り開いた。第2セットのタイブレーク、1-1から相手の第2サーブを思い切り踏み込んで叩いた。「守っていてもあれだけ苦労していたので、ちょっと攻めようかなと」。ここでのミニブレークから歯車がかみ合いだし、痛み止めをのんだ右上腕の不安も吹き飛んだようにラケットを振り始めた。2度のタイブレークをモノにして試合をひっくり返した。

     次戦のジョコビッチは「自分にとってはいつも大きな壁」と言うように、12連敗中で4年近く勝てていない。ただし芝では今回が初対戦。「また違った戦いになるはず」と過去の戦績にとらわれずに強気に言った。苦手の芝を克服しての8強入り。苦手のジョコビッチも克服できないはずはない。

     ○…4度目の優勝を狙うジョコビッチは、日没迫る中で始まった4回戦をストレートでカタをつけた。順延にせずに休養日を確保し「今日のうちに勝ててよかったよ」と余裕の表情だった。昨季後半戦を欠場し、今季も右肘の手術で一時離脱したが、「この1カ月半で自分の望むレベルにかなり近づいてきた」と復調気配。錦織については「ガルビス戦ではメンタルの強さを示した。調子がよければどんな選手にも勝つ力がある」と警戒を怠らなかった。(スポニチ)

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