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大久保好男さん=日本民間放送連盟会長に就任した

日本テレビ社長の大久保好男氏=和田大典撮影

大久保好男(おおくぼ・よしお)さん(68)

 「技術革新が急速に進み、国民の価値観も変わった。放送事業を取り巻く環境が激変する厳しい時代で、大変な時に会長になった」。全国200以上の民間放送事業者で構成する日本民間放送連盟(民放連)の会長に先月就任。記者会見で、重責をかみしめるようにあいさつした。

     心境を吐露したのには理由がある。今春、政府が進める放送制度改革の「原案」が報道された。インターネットなどの通信と放送の制度を一本化することを掲げ、番組の「政治的公平性」などを定めた放送法4条などの規制を撤廃するとした内容に業界は揺れた。

     結局、政府の規制改革推進会議が出した答申で、放送事業者のビジネスモデルに直ちに影響を与えるような内容は見送られたが、今後も懸念は残る。放送と通信の融合が進んでいく認識はある。それだけに「どう対応するのか、外部に指摘されるまでもなく、自分たちで将来像を描かないといけない」と言い切る。

     「人生で多くの時間を費やしている仕事を充実させることが人生の充実につながる」と考えてきた。日本テレビ社長と業界団体トップという二足のわらじの激務だが、毎朝約1時間の散歩が健康の源。時間を見つけては読書で息抜きをする。

     仕事では常に「同じことを繰り返さず、新しいことに挑戦しよう」と自分にも仲間にも言ってきた。業界が直面する新時代への対応力とリーダーシップに期待がかかる。<文・井上知大 写真・和田大典>


     ■人物略歴

     1975年、読売新聞社入社。政治部長、メディア戦略局長などを歴任し、2011年から日本テレビ社長。

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