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西日本豪雨

暑さ、がれき、泥との闘い 古里再起へ

災害ゴミを撤去する自衛隊の重機=岡山県倉敷市真備町地区で2018年7月13日午前9時58分、平川義之撮影

 西日本を襲った記録的な豪雨は、岡山、広島両県などに大雨特別警報が発表されてから13日で1週間となった。高温注意情報が出された被災地では住民や消防隊員、自衛隊員らが、今も町を埋め尽くす泥やがれきを片付ける作業に追われた。

 大規模な浸水被害を受けた岡山県倉敷市真備町地区では13日、自衛隊によるごみの撤去が始まった。現地では水が引いて、住宅の片付け作業が続いているが、室内から運び出された家具や家電などのごみが日を追うごとに増えている。道路脇には、背丈ほどの高さにまで積まれたごみが、壁のように連なっていた。

 この日、自衛隊員らは重機を使い、次々と大型トラックにごみを積んでいった。ただ、空いたスペースには住民がすぐに別のごみを出すため、また新たなごみの山ができる状態が続く。

 近くに住む無職、草野英宏さん(76)は「最近はごみから出る臭いがきつくなっていた。ごみを置く場所もなかったので、ほっとした。少しでも環境が良くなってくれればありがたい」と話した。

 一方、広島県府中町では、大雨がやんだ後の10日午前に榎川が突然氾濫し、泥水が町内にあふれた。道路や住宅敷地などには今も土砂が残っており、住民は13日も復旧作業に取り組んだ。

 被害の大きかった同町本町では土砂や流木が目立ち、住宅街には土砂が50センチ以上堆積(たいせき)している場所もあった。住民やボランティアが汗を拭いながら、重機の入れない場所や側溝の土砂を取り除いた。

 近くで中華料理店を営む新宅栄蔵さん(65)は「大雨から時間がたってあふれたので怖かった」と話し、「片付けは暑くて大変。高齢者が多く、ボランティアがたくさん来て助かります」と話していた。【信田真由美、柴山雄太】

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