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もとをたどれば

オムロン 京都の地名「御室」に「n」追加

 電子体温計や体重計などで知られるオムロン(京都市下京区)。社名は一時、本社を置いていた同市右京区の地名「御室(おむろ)」にちなむ。

     熊本出身の技術者、立石一真氏(1900~91年)が33年、大阪市都島区の長屋で立石電機製作所を創業。レントゲン写真を撮影する際に使うタイマーを製造した。正確さを武器に病院からの受注を相次いで獲得。スイッチやセンサーなども手掛け、会社を大きくしていった。

     第二次大戦の戦火を逃れるため45年に工場を建てたのが、御室と呼ばれている地区だった。この年、本社もこの地に移転した。

     「オムロン」ブランドが登場したのは46年。ヘアアイロンを開発した立石氏は、女性用商品にふさわしい名称として、御室に響きの柔らかい「n」を追加し、オムロン(Omlon)を考案。発音のしやすさから「l」を「r」に変え、58年にオムロン(OMRON)を商標登録した。海外事業を拡大し、国際的にも知名度が高まっていったことから、90年に、立石電機から社名変更した。

     立石氏は若手社員が何か考えつくと「面白い。何とかやれ」と挑戦を後押ししたという。世界で初めて駅の自動改札機や現金自動受払機(ATM)を開発し、他社に先駆けて工場の自動制御装置などを生み出しているのも、失敗を恐れない社風あってこそなのかもしれない。

     広報担当者は「創業者が大切にしていたチャレンジ精神は今も息づいている」と話す。【加藤美穂子】

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