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詩歌の森へ

ついに「海程」終刊号=酒井佐忠

 ついに56年の歴史を閉じる俳誌「海程」終刊号が届いた。2018年7月、544号だ。<梅咲いて庭中に青鮫が来ている><人体冷えて東北白い花盛り>。日常の感覚から超現実の世界へ、戦後俳句の軌跡を身をもって体現した金子兜太とその仲間たちの記録が終刊号に満載されている。

 「海程は終わっても、私たちの俳句への愛といのちは残っている」と、安西篤(海程会会長)が終刊の辞で述べている。金子が残した魂の歴史は、9月に創刊される後継誌の「海原(かいげん)」の理念につながる。…

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