全く迷いなし 朝乃山、高らかにV宣言
大相撲名古屋場所9日目(16日)
最近は夢を見ないと朝乃山は言う。「それだけ熟睡しているんでしょう」。酷暑にもかかわらずだ。よほど頭の中がすっきりと整理されているのだろう。勝ち越しを決めたこの日の相撲も、全く迷いがなかった。
朝乃山は本来、右四つになると強さを発揮する。だがこの日は、懐にもぐりこまれるとやっかいな石浦が相手とあって、あえて得意の右差しを捨てて、突き放した。「(まわしを)取られたらしぶといので」と朝乃山。これ…
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