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全英オープン

キズナーが首位発進「ここはボクにとって素晴らしいコースだ」(PGA Tour)

情報提供:PGA Tour

全英オープン 初日

PGAツアー第39戦 全英オープン/スコットランド カーヌスティ・ゴルフリンクス

ツアー2勝の34歳が好発進

 その芝が暑い日差しにさらされていようと、雨に濡れていようと、選手たちがドライバーで攻めようと、アイアンで慎重に進めて行こうと、カーヌスティは砦を守り続けるコースであることが、全英オープンの初日、証明された。

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 この4日間で最も攻落しやすいコンディションだったと思われるこの日、ケビン・キズナーが打ったパットはたったの22パットのみ。長いイーグルすら沈めて、5アンダー66(パー71)を記録した。

 これにより、1打差で首位に立ったキズナー。今週、家をシェアしているスター選手たちに、少しばかり自慢できることになる。

 首位と1打差の4アンダー2位タイには、南アフリカのエリク・バン・ルーエン、ザンダー・ロンバードといった、メジャーではあまり見かけない選手が並ぶ。

 トニー・フィナウもミスを補って8バーディを奪い、4アンダー67で1打差につけた。上位7人の中にメジャー優勝経験者は1人もいない。

 ロリー・マキロイとジョン・ラームは、短いパー4でグリーンを狙うなど、攻めのプレーで2アンダー69をマーク。首位と3打差の8位タイと好位置につけた。

 イーブンパー71のタイガー・ウッズは、ドライバーを1回だけ使用。ポットバンカーを避けきれず、短いパットを外すなどして手間取った。

 だが、ビッグスコアを出せた選手は1人もいなかった。アンダースコアでプレーした31人の差も、4ストロークのみだ。キズナーは次のように語る。

「ここはボクにとって素晴らしいコースだ。今のところ、いいコースコンディションが続いている。進んでいくにつれて、何が起こるか分からないのがスコットランドではあるけどね」(キズナー)

「明日は雨だ。たった1日で、コンディションに影響が出るとは思わないけど、自分のやっていることをやり続けるだけだ。これからの3日間22パットで回れたら、かなりいいチャンスがあると思う」(キズナー)

全米オープン覇者のブルックス・ケプカは首位と6打差の1オーバー50位タイ Photo by Sam Greenwood/Getty Images

 キズナーが今週、家を一緒に借りているシェアメイトのうち、アンダーパーでプレーしたのは3人。全米プロ選手権覇者のジャスティン・トーマス(2アンダー69)、メジャー優勝2回のザック・ジョンソン(2アンダー69)、リッキー・ファウラー(1アンダー70)だ。

 同じくシェアメイトのジョーダン・スピースは、首位に立ちそうな勢いだったものの、精神的なミスで2度、冴えないスイングをした結果、上がり4ホールで4ストローク落としたものの、それほどの痛手にはつながらず、1オーバー72でホールアウトした。

 スコットランドとしてはごく穏やかな天候だったが、カーヌスティはいつもどおり、選手たちに牙をむいてみせた。

 パドレイグ・ハリントンは出だしホールで短いパーパットを沈め、グリーンを立ち去ろうとしたそのとき、ボールがグリーンに転がってくるのを目にした。

 全米オープン優勝のブルックス・ケプカがドライバーで打ったティーショットだった。ケプカはいとも簡単にバーディを決めた。

 だが、このホールがフロントナインで最も簡単にプレーできたホールとなった。前半は1バーディ、2ボギー、2ダブルボギーの5オーバー41だった。

 その後、バックナインで5バーディ、1ボギーの4アンダー31と巻き返した。1オーバー72でホールアウトした。

「考えていたほどいいスコアにはならなかったかもしれないけど、1オーバーで最悪というほどでもない」とケプカは語る。

「大きく崩れたりしなかったことは確かだ。そうなっていた可能性も十分にあったけどね」

ロリー・マキロイは首位と3打差の2アンダー8位タイ Photo by Stuart Franklin/Getty Images

 セルヒオ・ガルシアは10番パー4で放ったドライバーショットが転がり続け、バリー・バーンと呼ばれるカーヌスティ特有の小川の端に落ちた。川はそれほど深くなかったため、石と水の中からボールを叩き出して、さらなる痛手を防いだ。

 カーヌスティはすべての人に優しくはなかった。世界ランキング1位のダスティン・ジョンソンはこの日、5オーバー76。奪ったバーディは1つのみだった。2009年ターンベリーで行われた大会で全英デビューして以来、初日のスコアとしては自己ワーストだ。

 マスターズ覇者のパトリック・リード、松山英樹、バッバ・ワトソン、ガルシアなど錚々たるメンバーも4オーバー75とし、4日間プレーできるかどうか危ぶまれている。

 この日、午前6時35分にサンディ・ライルがティーオフしてから、およそ13時間後に最終組がホールアウトするまでの長い1日の間、ゴルフ界における最もタフなリンクスとされるこのコースを、誰もがそれぞれのやり方で乗り切った。

 マキロイは次のように話す。

「ぞれぞれの選手が違うやり方でプレーして、このコースで自分がどんなプレーをするかを見るという感じだ。タイガーはティーショットでアイアンをかなり使って、彼なりの方法でやっていた。それに対して誰も異論をはさんだりしない。彼はホイレークでやったようにやっただけだし、タイガーはあそこで優勝もしている」

タイガー・ウッズは首位と5打差のイーブンパー32位タイ Photo by Stuart Franklin/Getty Images

 ただし、1つだけ違いがあるとウッズは語る。

「ホイレークは地形が平坦だ。ヒデキが3番ウッドで400ヤードを打って、バーンに打ち込んだのを見れば、どれほど転がるか分かるだろう。ボクの6番アイアンも、2回ほど240ヤードだった。理解するのは難しいだろうが、それがこのコースの性質なんだ」

 全英オープンに3回出場しているキズナー。これまでのベストスコアは、ロイヤルバークデールでの最終ラウンドで出した69だ。

 地面が極めて固いコースコンディションは、キズナーにとって目新しいわけではない。地元のサウスカリフォルニア州エイケン、アリスター・マッケンジー設計によるパルメットを思い起こさせるコースだ。

 いつもと違ったのはパッティングだ。キズナーは通常、ショートゲームとショットが手堅いが、マスターズ以降は優勝争いには絡んでおらず、2週間前のグリーンブライヤーではパットが相当に不調だった。

 その結果、カーヌスティに到着して以来、ほとんどの時間をパッティングに費やしたほどだった。キズナーは次のように語る。

「スピードの面を、かなり努力して練習した。コースに慣れるのが、いつも一番苦労することだからね。そして打ち出しで、ボールがラインに乗り始めた。それができるようになると、すべてを入れられるように感じるんだ」


情報提供:PGA Tour

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