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小堀鴎一郎さん

医療界の中枢から町の在宅医 個々の死を深く見つめて 往診の現場や患者の姿、著書に

 日本は「多死社会」に向かっている。国は在宅医療を推進し、終末期に際しても、医療や介護の多職種が連携するシステムが作られつつある。「人の死をマニュアル化しなければ、数がこなせない時代が来る」。そう憂う医師の小堀鴎一郎さん(80)は、著書『死を生きた人びと 訪問診療医と355人の患者』(みすず書房)で、死に向かう人々の最期の日々を記した。【三輪晴美】

 異色の医師だ。医療界の中枢で外科医として腕をふるい、国立の医療機関で院長まで勤め上げた後、民間病院…

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