性暴力サバイバーのための「サバイバルサロンぷれぜんと」副代表 柳谷和美さん
性暴力被害者が、幸せに生きる今を語り合う場「サバイバルサロンぷれぜんと」を不定期で開いています。「あなたにも生き抜く力が備わっている、幸せになれるよ」というメッセージを伝えたいと思っています。
私は5歳の時に隣に住んでいた友達の父親から、7歳の時にいとこから、性暴力に遭いました。行為の意味が分かったのは中学生の時。自分は汚れてる、いらない人間なんだと自暴自棄になりました。心に傷があることにも気づいてなくて、誰にも助けを求められなかった。加害者やその親を切り刻んでやりたい、と復讐(ふくしゅう)心や怒りでいっぱいでした。最初の結婚や子育てもうまくいかず、…
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