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大相撲

御嶽海、自画自賛の豪栄撃破 初Vへ「いけると思う」(スポニチ)

大相撲名古屋場所13日目 (2018年7月20日 愛知・ドルフィンズアリーナ )

 関脇・御嶽海が賜杯に王手をかけた。大関・豪栄道戦は先手を取られながら、素早く反応して出し投げで崩し、送り出し。前日の初黒星を引きずることなく、1敗を守った。14日目は平幕・栃煌山に勝つか、敗れた場合でも3敗で追う平幕の朝乃山、豊山がともに黒星なら、千秋楽を待たずに初優勝が決定する。4敗となった豪栄道は優勝がなくなった。

     勝ち名乗りを受けた御嶽海は、38本の懸賞を両手で受け取ると、額に懸賞の束を当てた。優勝に近づいた勝利をかみ締めるような儀式だった。

     豪栄道に左前まわしを取られたが、すぐに反応した。体を開いて左上手を取り、出し投げで後ろ向きにして送り出した。「うまく動けた。気持ちだけは余裕を持っていたし、しっかり見えていたからハマった」。冷静な取り口で1敗を守った。

     3横綱が全員休場する非常事態の場所で、数少ない番付上位との対戦で負けるわけにいかなかった。15日制定着の1949年(昭24)夏場所以降、関脇の優勝は19度で、横綱、大関から一勝も挙げられなかったのは、大関1人との対戦しかなかった92年(平4)夏場所の曙だけ。「(大関に勝ったのは)大きいと思う」。これまでの11勝より、意味のある勝利だった。

     負けた取組を振り返ることが少ないが、前夜は初黒星を喫した高安戦の相撲内容をビデオで確認した。「連勝していても、結局上とやって負けたら、自分も物足りない。勝ってナンボ」。初場所は初日からの7連勝後に5連敗し、精神面のもろさが出た。黒星を糧に連敗を阻止できたのは、成長の証だった。

     他の力士は意識せず、14日目に勝って決める。優勝制度ができた1909年(明42)夏場所以降、長野県出身の優勝はなく、さかのぼれば江戸時代に最強力士と呼ばれた雷電為右衛門が最後に優勝相当の成績を収めた1810年(文化7)以来、208年ぶりとなる。「自分の相撲を取ればいけるんじゃないかと思う。悔いが残らないように全力を出すだけ」。初土俵から21場所目。平成生まれが相撲史にその名を刻む。(スポニチ)

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