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藤原帰一の映画愛

北朝鮮をロックした日 ライバッハ・デイ 「国境を越える」信念で、硬直した体制に挑む

 8月15日は、北朝鮮では祖国解放記念日。この日にライブをすべく、スロベニア(旧ユーゴスラビア)の前衛ロックバンド、ライバッハが北朝鮮に招待されました。そのいきさつを描いたドキュメンタリーです。

 このライバッハというグループが、なんとも独特です。共産主義体制のもとの旧ユーゴスラビアの時代から活動してきたんですが、スタイルが挑発的で、メンバーはナチスドイツのような制服に身をくるみ、戦意高揚のためのマーチのようなサウンドも盛り込んでいる。そのために、ファシズムを礼賛するものだなどという批判も繰り返されてきました。ライバッハの方は、ファシズム礼賛どころかファシズムを批判しているんだと主張しているんですが、既成の枠組みを壊すのが狙いみたいなバンドと言っていいでしょう。

 北朝鮮でライブを行う目的も、タブーへの挑戦なんですね。映画は、海外メディアによる北朝鮮報道を織り込…

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