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くらしの明日

私の社会保障論 子ども向け「無料塾」 環境格差解消へ支援を=東レ経営研究所・渥美由喜

渥美由喜(なおき)

 地元の公園で二十数年続けてきた「青空子ども会」で、自費でおやつを出してきた。ある時、保護者から「宅では有機栽培の野菜クッキーしか食べさせないのに、駄菓子なんて」と抗議を受けた。

 おやつを出し続けている理由は生徒の食生活が見えるからだ。小さい子から順に、他の人のことを考えておやつをとりなさいと命じている。にもかかわらず、小4男子が先頭に割り込み、一人で食べて大騒ぎになったことがある。その子に話を聞くと、母親に男性ができて家出。父親も女性の家に入りびたり。中1の姉と2人だけで暮らしていた。「月曜の朝、1週間分の食費として3000円が置いてあるのに今週は2000円だけ。服を買いたがってた姉ちゃんがとったに違いない。水曜で食費はなくなったから、木金は学校の給食だけ。昨日から水しか飲んでない」とうつむく。

 「成長期なのに、そりゃダメだ。ちょっとうちに来い」。あり合わせの食材で作った料理を、「うまい! 先…

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