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経済観測

長期的に食糧増産は可能か=資源・食糧問題研究所代表 柴田明夫

 「地球温暖化の危機」を実感するようになった。農業への影響も甚大だ。国連食糧農業機関(FAO)は、2050年までに世界で必要な食糧(穀物)生産量を00年の2倍とみている。気象が「極端化」し、作物の生育環境が大きく変化する中、われわれは限られた土地と水の制約の下で、食糧生産を増やしていくことができるのだろうか。

 FAOによれば、世界穀物生産量は1960年から増加傾向をたどり、16年には3・12倍になった。この…

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