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森健の現代をみる

精神医療と私たち 今回のゲスト 岡崎伸郎さん(その1)

森健さん(左)と国立病院機構仙台医療センターの岡崎伸郎さん=東京都千代田区で2018年7月14日、渡部直樹撮影

 一昨年7月に起きた「相模原障害者施設殺傷事件」によって、極端な優生思想や精神医療の在り方が注目された。事件から何を学ぶべきなのか。また同分野の医療の現状はどうか。ジャーナリストの森健さんと、国立病院機構仙台医療センター総合精神神経科部長の岡崎伸郎さんが語り合った。【構成・栗原俊雄、写真・渡部直樹】

障害者の意思尊重 地域で支える共生型に

 森 地方紙の連載で、精神疾患の人たちが30~50年と長期間入院していることに驚きました。2004年に厚生労働省がこうした人たちは地域で受け入れる、という方針を示したはずですが。

 岡崎 ご本人が「実家に戻りたい」と希望しても多くの壁があります。この十数年で地域移行が順調に進んだ…

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