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競馬

「日本に集中」モレイラ、今秋JRA騎手免許受験表明(スポニチ)

北海道シリーズに今日から参戦のJ.モレイラ =スポニチ提供

 香港競馬の第一人者で世界的名手、ジョアン・モレイラ(34)が28日、札幌競馬場で会見を行い、JRA通年免許を取得するため、今秋に騎手免許試験を受験することを改めて表明した。M・デムーロ、ルメールに続く3人目の外国人騎手誕生となれば、来春からのJRAの勢力図は大きく塗り替わることにもなる。同日から短期免許で騎乗を開始したモレイラは、今回の来日で初騎乗となる札幌2Rでいきなり勝利を挙げるなど、一日3勝の大暴れだった。

     “マジックマン”の異名を持つ世界的な名ジョッキーは本気だった。

     「以前から日本の競馬が好きで、いつか受けたいと思っていた。今年か来年かと悩んだが、やりたいことなんだから先にやった方がいいと決断した」

     今秋のJRA騎手免許試験へのチャレンジを堂々宣言した。

     日本を騎手生活のベースにする気持ちが強まったのは、15年にWASJ(ワールドオールスタージョッキーズ)で優勝した時。「日本の馬の質、血統、設備、業界全体…。いろいろな意味で感動した。競馬以外でも、外を歩いていると人々の温かさを感じた。いい社会だと思った」と振り返った。

     ただ、JRAの通年免許取得に向けたハードルは決して低くはない。1次試験の筆記は英語での受験が可能だが、内容は非常に高度。そして2次試験では日本語による口頭試験が待ち受ける。「難しいチャレンジなのは分かっている。それで今回、香港の免許を更新しなかった。香港で乗りながらではなく、100%日本の勉強に集中した方がいいと思った。1回目で受かるよう頑張ります」退路を断ち、自らにプレッシャーをかける選択。日本語についても「そこはさらに力を入れていくところ」と口元を引き締めた。

     今回の短期免許は8月24日までだが、その後も日本に滞在し、例年9月に実施されている1次試験(今年の期日は未定)に備える予定。M・デムーロ、ルメールに続く3人目の外国人JRA騎手誕生なるか。一部の香港メディアは、今回不合格となった場合には、故郷ブラジルに戻って、再受験に備えるとしており、今後もその動向から目が離せない。

     ♤ジョアン・モレイラ 1983年9月26日生まれ、ブラジル出身の34歳。00年に同国で騎手デビュー。09年よりシンガポールに拠点を移し、10年から4年連続リーディング獲得。13/14年シーズンから香港に移籍し、翌シーズンから3季連続でリーディング獲得。香港では「雷神」「マジックマン」の愛称を持つ。日本では15年に第1回WASJ優勝。16年8月27~28日には札幌で日本タイ記録となる騎乗機会7連勝を達成。短期免許での来日は16、17年に次いで3度目。JRA通算137戦41勝(28日現在)。1メートル65、53キロ。(スポニチ)

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