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カンボジア総選挙

与党、下院議席独占も 上院に続き 野党「民主主義の死」

 【プノンペン西脇真一、ジャカルタ武内彩】29日実施されたカンボジア下院総選挙(定数125)について、与党・人民党の報道官は30日、ほぼ全議席を獲得できるとの見通しを示した。2月の上院選でも与党が公選の全58議席を押さえており、一党独裁にさらに近づいた。中国は与党大勝を歓迎する一方、米欧や選挙に参加できなかった最大野党・救国党は「非民主的な選挙」と批判を強めている。

     人民党報道官によると、開票集計で同党の得票率は75・7%に上り、議席をほぼ独占する可能性があるという。改選前(当時の定数123)は79議席だった。選挙管理委員会は8月15日に開票結果を公式発表する予定だ。

     救国党は昨年11月に解党させられ、保有していた55議席は各党に分配された。一党支配が進んだことについて救国党のムー・ソクフア副党首は30日、ジャカルタで記者会見し「カンボジアの民主主義は死んだ。結果を断じて認めるわけにはいかない」と強い口調で非難した。

     さらに「我々はほとんど投票する人がいなかった投票所があったことを確認している」と述べ、選挙結果が政権に操作されたと指摘。国際社会に結果を受け入れないよう呼び掛けた。日本政府に対しても「フン・セン政権を支持するのではなく、カンボジアの民主主義を支援してほしい」と求めた。

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