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水説

立ち止まらせる言葉=中村秀明

 <sui-setsu>

 1面コラム「余録」がNHKラジオの子ども向け電話相談の面白さを取り上げた。この番組にしかない特別な瞬間もふれていた。

 専門家の解説がひと通り終わったのに子どもが黙りこむ瞬間だ。「わかりましたか?」と問われても、沈黙が続く。ラジオから鼻息だけが聞こえてくることもある。

 子どもに難しすぎる用語で自らの知識にとらわれて話す専門家も多い。子どもの素朴な気持ちを酌めず、まわりくどく長いこともある。電話口の子どもは、その解説の中にも別の新たな疑問が浮かんでいるようだ。

 そんな時、子どもは知ったかぶりなどしない。わかったふうな口もきかない。ただ黙っている。

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