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西日本豪雨

希少なチョウの森 一部崩落 大阪・三草山

一部が崩落した「三草山ゼフィルスの森」=諸岡充さん撮影

 都市近郊にありながら小型で美しい希少なチョウ10種などが生息し、保全運動が展開されてきた大阪府能勢町・三草山(標高564メートル)の「三草山ゼフィルスの森」の一部が、西日本豪雨の影響で崩落していることが分かった。森の維持活動をしてきた公益財団法人・大阪みどりのトラスト協会(大阪市住之江区)が応急措置をし、府に修復を要望している。【大島秀利】

     ゼフィルスはシジミチョウのうちミドリシジミの仲間の愛称で、オスの翅(はね)が緑や青に輝くチョウ。国内に25種いるが、三草山には10種が生息している。中でもヒロオビミドリシジミは国内分布の「東限」とされる。それを支えるのが、幼虫の餌となるクヌギ、コナラ、ナラガシワの森という。

     崩落は、府県境を挟んで接する兵庫県猪名川町から7月10日に連絡があった。トラスト協会が確認したところ、西側の斜面が幅約40メートル、長さ200~300メートルにわたってクヌギなどの樹木もろとも崩れていた。鹿の食害防止のための柵も一部巻き込まれた。このため、亀裂部分にブルーシートを敷いたり、土のうを置くなど、崩落が広がらないよう応急措置をしたという。

     西日本豪雨で、能勢町では7月5日午前0時から同7日午後4時までの総降水量が467ミリと7月の観測史上最大を記録していた。

     トラスト協会は1993年までに土地14ヘクタールを保全のために借り受け、地上権を設定した。今回崩落したのはその土地の4~5%ほどという。

     トラスト協会の諸岡充(みつる)事務局長は「復旧は協会だけでは対応できないレベルなので、府に援助をお願いした」と話している。

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