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広島・長崎原爆

1945年8月、広島・長崎へ原爆が投下されました。体験者が高齢化するなか、継承が課題になっています。

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西日本豪雨

原爆関連行事の中止相次ぐ 広島

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西日本豪雨で出た災害ゴミや土砂が仮置きされている公園に建つ原爆死没者の追悼碑=広島市安芸区で2018年8月1日午前9時11分、山崎一輝撮影
西日本豪雨で出た災害ゴミや土砂が仮置きされている公園に建つ原爆死没者の追悼碑=広島市安芸区で2018年8月1日午前9時11分、山崎一輝撮影

 西日本豪雨で死者108人、行方不明者6人と甚大な被害が出た広島県。6日の広島原爆の日に向け、自治体や住民が例年営んでいる慰霊行事やイベントが、今年は相次いで中止されている。行方不明者の捜索や復旧活動が続き、避難も長期化しているためだ。一方で、戦争犠牲者の追悼、平和への祈りの場を守り続けようと、規模を縮小して開催する動きもある。

 豪雨で8人が犠牲になった三原市では、8月4日に計画していた原爆死没者の追悼式が中止になった。市と市教委による共催で、毎年400人ほどの市民が集まる式典だが、市職員が災害対応に追われて準備に手が回らなかったという。

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