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もうひとつの動物園

守り・伝える/217 オランウータン/9 /東京

結核にかかったモリー

 モリーは1962年9月、出産や子育てで離れて暮らしていたタローと、1年9カ月ぶりに同居した。

 翌月、風邪気味のモリーを室内に残し、タローだけ屋外展示場に出した。昼ころ、モリー恋しさに、タローは鎖に反動をつけて、外側の壁に乗り移ってしまった。知らせを受けた飼育係員が展示場の扉を開けた。タローはモリーの姿を見つけると、あたふたと室内に戻った。

 翌年1月、風邪をこじらせたモリーは上野動物園の病院に入院した。結核だった。類人猿は人間と同じ病気に…

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