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米FB

不正なアカウントなど32件を削除 ロシア関与か

 【ワシントン高本耕太】米交流サイト大手フェイスブック(FB)は7月31日、11月の米中間選挙への影響を狙った投稿をしていた不正なアカウントやページなど計32件を削除したと発表した。ロシアに拠点を置きサイバー工作を展開する「インターネット・リサーチ・エージェンシー(IRA)」の関与を示唆しており、捜査当局や連邦議会に報告し、調査を継続するという。

 投稿は米社会や人種間の分断を広げるのが目的とみられる内容で、米政府は2016年大統領選に続いて、ロシアが中間選挙介入も試みているとみて、警戒を強めている。

 発表によると今年7月、組織的に偽った内容の投稿をしていたFBのページや写真共有アプリ「インスタグラム」のアカウントなど計32件を検出。昨年3月~今年5月に作成されたもので、「黒人の昇華」という名称の団体名などが使われ、29万人超のフォロワーがついたものもあった。

 米メディアなどによると、投稿には、8月に首都ワシントンで予定される白人至上主義団体の行進に対抗するデモへの参加や、トランプ政権の不法移民取り締まりを担う国土安全保障省周辺を占拠するよう、抗議活動を呼びかけるものがあったという。

 FBはこうした不正がIRAの行為と「現時点で断定はできない」としつつ、IRAが共同管理者になっているページを確認するなど、ロシアの関与を示唆している。コーツ国家情報長官は6月の講演で「ロシアが中間選挙での影響行使を目的に、米社会を標的にした攻撃を続けている」と警告していた。

 トランプ大統領は、世論操作や各地方の選挙管理委員会に対するサイバー工作への対応強化を関係機関に指示したが、「対策は不十分」との批判も根強い。FBの発表を受けて、ホワイトハウスのギドリー副報道官は31日、「大統領は外国勢力による選挙介入を許さない姿勢を明確にしている」と強調した。

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