超低金利の副作用巡り委員が激論 6月政策会合で
日銀は3日、6月14、15日に開かれた金融政策決定会合の議事要旨を公表した。日銀は続く7月末の会合で金融政策の修正に踏み切ったが、6月の会合では超低金利政策の長期化による副作用を巡り、政策委員の間で激しい議論が交わされていたことが明らかになった。
議事要旨によると、物価上昇が鈍く、2%の物価上昇目標の達成に長い時間がかかることを前提に、委員がさまざまな副作用について議論した。超低金利による金融機関の収益悪化…
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