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アメフット

日大・田中理事長が謝罪 ようやく「心に響いた」?(スポニチ)

日大・田中理事長=スポニチ提供

 アメリカンフットボール部の悪質タックル問題で揺れる日大の田中英寿理事長(71)が3日、今回の不祥事について初めてコメントした。公に姿を見せることなく、大学の公式サイトで「深く反省し、改めて学生ファーストの精神に立ち返って今後の大学運営を行っていく」と声明を発表した。

     先月30日の第三者委員会の最終報告を受け、遅きに失した感のある声明文。タックルを受けた関学大の選手やアメフット関係者らに謝罪の意を示し、元理事が反則指示の隠ぺい工作をしたことにも言及。「断じて許されない」「驚がくと激しい怒りがこみ上げました」とつづった。

     第三者委員会の指摘を「心に突き刺さった」「心に響いた」と大仰に表現し、同委員会や関東学連から指摘された理事長の責任論についても「心に深く受け止めました」とした。騒動が社会問題に拡大して3カ月。ようやく今回の事態が響いたという田中理事長の「心」は相当な不感症だったようだ。

     すでに関東学連は日大の今季リーグ戦の出場停止を決めた。田中理事長の改革の意思表示の欠如も、その一因だった。関東学連の森本啓司専務理事は声明について「日大として1つのスタートかなと思う」と評価しつつも、処分見直しには「それはありません。もう決まったこと」ときっぱり否定した。

     田中理事長が「この残念な事態を招いたのは、すべて我々の責任」と今さら言ってみても4年生の学生生活最後の夏は戻ってこない。「この教訓を踏み台に日大再生を進める覚悟です」という続投の意思とは裏腹に身内からも批判の声が高まり、その手腕、実行力まで疑問視される状況にある。

     ≪元副総長ら辞任要求≫日大の牧野富夫元副総長らが文部科学省で記者会見し、田中理事長ら理事全員の辞任を要求した。アメフット部だけでなく過去のさまざまな問題に対して牧野氏は「ガバナンスが狂っているから対応ができていない」などと話し、予防策や解決策を講じてこなかったことを批判した。また新体制を担う暫定的組織として労働組合、同窓会にあたる校友会、元教職員からの選出者で構成する「日本大学再生委員会」を構想していることを明かした。(スポニチ)

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