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「ニホンゴ」を話す村で

台湾タイヤル族/下 私の母語、今は自信に

 台湾北東部・宜蘭(ぎらん)県澳花(おうか)村出身の劉紹萱(りゅうしょうけん)さん(23)は幼いころ、自分が話している言葉はタイヤル語だと思っていた。それが別の言語だとはっきり自覚したのは隣町の中学に入学した時だった。

 隣町のタイヤル族の集落から進学してきた同級生たちが話すのはタイヤル語のはずなのに、それが全然聞きとれなかったのだ。澳花村では、日本語、タイヤル語、セデック語が接触することで日本統治時代(1895~1945年)に生まれた新言語「ニホンゴ」(宜蘭クレオール)が母語だからだ。

 「タイヤル語を話せないのにどうして『自分はタイヤル族だ』と言えるのか」。同級生にからかわれた。ショ…

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