メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

「ニホンゴ」を話す村で

台湾タイヤル族/下 私の母語、今は自信に

 台湾北東部・宜蘭(ぎらん)県澳花(おうか)村出身の劉紹萱(りゅうしょうけん)さん(23)は幼いころ、自分が話している言葉はタイヤル語だと思っていた。それが別の言語だとはっきり自覚したのは隣町の中学に入学した時だった。

 隣町のタイヤル族の集落から進学してきた同級生たちが話すのはタイヤル語のはずなのに、それが全然聞きとれなかったのだ。澳花村では、日本語、タイヤル語、セデック語が接触することで日本統治時代(1895~1945年)に生まれた新言語「ニホンゴ」(宜蘭クレオール)が母語だからだ。

 「タイヤル語を話せないのにどうして『自分はタイヤル族だ』と言えるのか」。同級生にからかわれた。ショ…

この記事は有料記事です。

残り718文字(全文1013文字)

おすすめ記事

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 池袋暴走 ハンドルほぼ操作せず 87歳男性パニックか
  2. 池袋暴走、ドラレコに音声 87歳男性「あー、どうしたんだろう」同乗の妻の問いに
  3. 体育館トイレ個室の壁が倒壊 女性下敷きで重傷 香川
  4. AAA浦田容疑者逮捕 所属事務所が公式HPで謝罪
  5. 校長のセクハラ告発女子生徒、焼き殺される 「自殺に見せかけるよう」校長自身が指示 バングラデシュ

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです