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読者の声

原爆の陰に隠れた空襲

 長崎県諫早市の公園が原爆犠牲者の火葬を行った跡だったと記す慰霊碑建立の動きがあります(7月24日長崎面)。記事を読んだ女性から電話です。「1945年6月29日の佐世保空襲の話も掘り起こしてください」

     同県佐世保市が空襲を受けた時、女性は13歳でした。警防団員の父は詰め所に落ちた爆弾で死亡し、母は失明。運動場での父の火葬に立ち会った弟は当時10歳。「だれのものかも分からないのに『これお父さんの』と言って骨を持ち帰りました。ひょっとしたら犬の骨かもわからんのを、七十何年お墓に入れてるわけです」

     一方、諫早市で荼毘(だび)に付された原爆犠牲者の遺骨は体の特徴などを記した紙と一緒に小箱に入れられました。

     「ひと山で火葬された父」と異なる扱いに女性は感心しました。

     「原爆と比べるのは難しいけれど、佐世保空襲はテレビや新聞にちょろちょろ出るだけです。もっと詳しく知りたくなりました」

     佐世保空襲では全戸数の約35%が全焼し、1200人以上が亡くなったとされます。(東京本社愛読者センター次長・阿部善男)=毎週月曜日に掲載

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